一人でも多くの消費者に美味しい魚を食べる喜びを届けたい

水産事業部 第一本部 
養殖魚部 養殖魚チーム

鋪田 庸介

経済学部卒 2015年入社

美味しい魚や食べ方を知らないのでは?
そんな疑問に突き動かされて

出身は日本海に面した富山県。毎日の食卓に魚が並ぶのが当たり前、という環境で育ち、新鮮な刺身を食べる時が何より幸せでした。ところが大学進学のために地元を離れると、「魚はあまり食べない」という声を周囲から聞くことが多く、驚きました。それは、そもそも美味しい魚や、美味しい食べ方に出会っていないからではないだろうか―そう思ったことが自分の原点にあります。
入社後、マルイチ全社で扱う養殖魚の仕入れや生産・販売計画などを担う部署に所属。私自身はタイを担当し、鹿児島や高知、静岡といった各地の生産者と連携しながら、生産計画の立案や生産管理、出荷の手配などを行っています。養殖魚の生産は天然魚とは異なり工業的な面が強く、稚魚が成魚になる1~2年後の需要や相場などを予測しながら生産計画を立てなければならない難しさがあります。販売については大手小売業の東北エリアを中心に担当。最近はお取引先のニーズを踏まえ、消費者が手間なく食べられるように加工した商品を開発することも増えています。どうすればたくさんの人に喜んでいただけるかを考えながら商品の開発に携わる時、やりがいを感じます。

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自分の提案が消費者に届いた
シーンを目の当たりに

自分にとってターニングポイントになったのが、入社1年目に、ある商品を提案したことです。柑橘系の素材を混ぜたエサで育成した爽やかな風味のミカンダイと、当社オリジナル商品であり、やはりエサに柑橘系素材を使っているカボスブリとの食べ比べができる刺身商品をお取引先のバイヤーに提案し、採用されました。加工場と協働して商品を用意するのと同時に、その魅力が消費者に伝わるよう、商品を収めるトレイの仕様や刺身の並べ方、店頭に設置するPOP の内容まで自分なりに考え、販売開始日には店舗に足を運んで売り場を見守りました。すると、親子で来店していたお客さまが立ち止まり、「美味しそうだね!」と話し合いながら商品をカゴへ。自分の提案が消費者に届いたシーンを目の当たりにして、それまで感じたことのない大きな喜びをかみしめました。
この仕事の先には、確かに消費者の方々がいる。お取引先である小売店の売上げに貢献することはもちろん、一人でも多くの消費者に「美味しい魚を食べる」喜びをお届けしたいと、改めて強く意識するきっかけとなった出来事でした。

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魚食文化再興のために、
自分にできることはまだまだある

現在、魚食文化は岐路にあります。それを再興し次代につなぐことが、マルイチ、そして私の使命だと感じています。そのためには、消費者とともに生産者への目配りも必要です。十分な量の魚を適切な価格で仕入れ、販売する。それによって生産者の暮らしを守り、生産活動を続けて質の良い魚を出荷してもらうサイクルを維持できます。とはいえ、消費者が魚を選ぶシーンが減っていることも事実。魚に魅力を感じ手に取ってもらえるよう、気軽に食卓に採り入れられる商品の開発やレシピ提案などを通じた付加価値の提示に、これからも力を入れていきたいと考えています。卸売業や小売店から発信するばかりでなく、将来的には消費者の声も反映できる双方向型の取り組みも展開したい。今ではなかなか感じられなくなってきている生産者の思いや姿勢に触れる体験が、魚への関心につながるのではないかと思うからです。自分にできることはまだまだある。「美味しい魚の生産を後押しし、その魅力を伝え、広める」仕事を通じて、食文化に貢献する人材として成長していきたいです。

ONE DAY

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08:30
出勤、相場や生育状況などの情報収集
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10:00
部署・営業社員との情報共有、配送便の手配
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12:00
昼食
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13:00
外出、商品開発に向けたメーカーとの打合せ
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16:30
帰社、商談資料の作成、メール対応
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18:30
退勤

OFF TIME

機会を見つけては家族や友人と食べ歩きに出かけるのが趣味。時には産地ツアーに参加して、獲れたてのグルメを思う存分満喫することもあります。

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MESSAGE

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食は、常に変化が求められる分野
使命感を持って取り組める人を歓迎したい

「食」はヒトが太古から続けてきた営み。そして常に変化が求められる分野でもあります。だからこそ、使命感をもって新しいことに挑戦したいと思う方に仲間になってほしい。私たちマルイチ社員は、1億2,000万人の国内食文化を守り、より魅力あるものとして未来に引き継ぎたい、自分たちならそれができる、と本気で考え行動しています。「美味しいね」と一人でも多くの消費者を笑顔にできるような仕事を、私たちと一緒にしていきませんか。