浜このみオリジナル 旬のととレシピ&とと百科

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カキのフォー

カキのフォー

  • 11
  • November
    2019

カキフライや鍋など、カキを美味しく食べる調理方法はいろいろありますが、今回はベトナム料理の平たい米粉の麺、フォーに使いました。

カキの旨味がスープに出て、濃厚な味が楽しめます。

淡泊な麺との相性も抜群です。

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とと百科ととクイズ

カキの語源は次のうちどれでしょうか

  •  ① 岩から「搔き」落として獲るため
     ② 殻を「欠き」砕いて取るため
     ③ 中身を「搔き」出して食べるため

日本で食べられているおもなカキは「マガキ」と「イワガキ」で、マガキは冬が旬、イワガキは夏が旬と言われていますが、日本で流通しているカキの大半は養殖のマガキで、天然もののカキは漁獲量が限られているため流通量が少なく大変希少です。

かつてヨーロッパやアメリカにおいてカキが大量に死滅し、絶滅しかけた際に、日本のマガキの稚貝を輸出し、危機を救ったことがあります。これにより、今では世界中で日本のマガキが養殖されています。まさに、世界に誇る日本のカキですね。

そんなカキの語源は、岩から「搔き」落として獲ることから「カキ」となった説が有力ですが、殻を「欠き」砕くから「カキ」となった説や、中身を「搔き」出して食べるから「カキ」など諸説あります。ということで、ととクイズの正解は3つ全てでした。

カキの魅力は、何といっても栄養の豊富さです。カキはたんぱく質や脂質、糖質をバランスよく含み、さらにはカルシウム、リン、鉄や銅などのミネラルやビタミン類も豊富に含んでいます。この栄養に富むカキは栄養豊富な牛乳に匹敵すると考えられ、「海のミルク」と称されてきました。

店頭では殻を剥いてパックに入っている「生食用」と「加熱用」のカキが売られており、加熱調理にも「生食用」の方がよいと思われがちですが、「生食用」は殺菌、洗浄処理をしているため、加熱するなら「加熱用」の方がオススメです。ぜひおいしくお召し上がりください。

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