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信州サーモンの夏野菜ドレッシング掛け

信州サーモンの夏野菜ドレッシング掛け

  • 8
  • August
    2025

海なし県の信州が誇る魚、信州サーモン。美しいオレンジ色は、どんな料理のアクセントにもなり、高級感も与えてくれます。無駄な脂がなく、さっぱりとしているので、暑い夏の日でもおいしくいただけます。夏野菜のドレッシングは他の魚介類や肉との相性もいいので、たくさん作っていろいろなものに使ってください。

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ととレポ!

「ご当地サーモン」をご存じでしょうか。地域の特色を生かして日本各地で独自に養殖されているサーモンのことで、青森サーモン、境港サーモン、富士山サーモンなど全国で100を超えるさまざまなブランドが誕生しています。
長野県のご当地サーモンとして有名な「信州サーモン」は、長野県水産試験場が約10年の歳月をかけて開発し、2004年に登場しました。信州サーモンといってもいわゆるサケとは異なり、ニジマスとブラウントラウトを掛け合わせたマス類に分類されます。その他のご当地サーモンも、銀ザケ系、サクラマス系など種類や特徴は多彩。養殖場所も海面や陸上、ハイブリッド型など複数のパターンがあります。 
信州サーモンは稚魚から成魚になるまで一貫して淡水で育ち、県内でも特に清冽な水をたたえる山ノ内や安曇野市で生産者の愛情をたっぷり受けながら、2キログラムほどの大きさになるまで健やかに成長します。
登場から約20年、その間に県内を訪れる外国人の方が増加するなどインバウンド需要の高まりもあり、ホテルやレストランから「信州ならでは」の食材として年々引き合いも強くなっています。特に2023年、軽井沢で開かれた先進7ヶ国(G7)外相会合で提供されたことも記憶に新しいところです。
食べ方の王道は、お刺身や漬け丼。信州サーモンと同じく清涼な水で育つ本わさびを使うと本格的。もちろん、ととレシピもおススメ。夏野菜ドレッシングが、トロリとした信州サーモンにピッタリ!ナッツの食感やこくも良いアクセントです。見た目も華やかで涼しげ、夏のおもてなしにぴったりのごちそうメニューです。
価格が少し高めなこともあり、普段は小売店で見かけることが少ないかもしれませんが、帰省客が増加するお盆には店頭に並ぶ機会が増えるようになります。信州の雄大な自然と人々が育んだ海なし県自慢のお魚を、大切な人との大切な時間に、ぜひお召し上がりください。

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