浜このみの簡単!おいしい!オシャレなブログ

浜このみプロフィール

2014.04.17

給食の現場に感激

7月に塩尻市の給食の調理員さんたちが、わたしの講演会を開いてくださることになっています。
そこで、実際に今給食はどんなふうに作られているのか?
その現場を見せていただくことになりました。
わたしも自校給食で育ってきましたので、できることならこの素晴らしい伝統を何とか残せないものかと思っています。
お邪魔したのは、塩尻市の桔梗小学校。児童数約700名という大きな小学校です。

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その日の献立はみそラーメン、春雨のサラダ、抹茶蒸しパン、牛乳です。
朝から調理の現場は時間との闘いですが、そんななかでも時間、温度といったものをきちんと記録する調理員さんの姿がプロでした。

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生野菜もきちんと湯がくのですが、食べた歯ごたえはシャキシャキ。
食べた人は湯がいた野菜とは気づきません。それも技術とかんあればこそ。

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ゆがいた春雨のサラダの野菜です↑

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驚いたのが、蒸しパンの生地を手を絞り袋代わりにして上手に器に入れていること。
これは代々伝わる技術なんだそうです。

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蒸しパンの完成です↑えのきペーストも入ってさらにふっくらと。

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野菜たっぷりのみそラーメンの具と汁です。
化学調味料は一切使わず、代わりに豆板醤など本格調味料が入っているのにも驚きました。

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入学したばかりの1年生の教室。

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やっぱり6年生は大きいですね。
一緒に給食をいただきました。

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わたしのお隣が栄養教諭の杉木悦子先生。
いつも野菜たっぷりで、しかもおいしいレシピを考えるのには定評があります。
そして、調味料も普通、家庭ではここまではこだわれないだろうと思われる良質のものばかり。
それには驚きました。だしもきちんと昆布や厚削りなどからとるのは当たり前の話だそうです。
それを面倒くさがらずにやってくれる調理員さんの気持ちと技術があればこそと思い、こんな心のこもった給食を毎日食べられる児童の皆さんは幸せだなーと思って帰ってきました。

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