ゆたかな食文化を創造する マルイチ産商

トップメッセージ

TOP MESSAGE

「変革」

マルイチ産商は1951年に、四方を山に囲まれ、新鮮な魚を求めることが困難だった長野市で水産物の卸売事業を開始して以来、時代の変化に合わせながら、ゆたかな食生活を支え、より効率的な食品の流通機能を創造し提供することを社会的使命に事業を推進し、おかげさまで創立以来70有余年の歴史を築き上げることができました。これもひとえに、当社を支え続けていただいておりますステークホルダーの皆様のお陰であり、厚く御礼申し上げます。

当社グループは、2030年度をゴールとする中長期的な経営ビジョンに「地域のスペシャルパートナー」を掲げ、当社グループが保有する独自機能の提供とステークホルダーとの協業を通じて、日本全国の地域における食品流通の問題・課題を共に解決し、共に成長することを目指してまいります。このビジョンの達成に向けて、2025年度を目標年度とする「中期経営計画2025」を策定し、現在の「ユニークな存在」から「スペシャルな存在」へなる為のステップとして、「3つの事業領域(信州・顧客・産地)において必要とされる存在になる」ことを到達すべきステージと位置付け、企業価値の向上を目指してまいります。

食品流通業界におきましては、物価高に伴う消費マインドの落ち込みや、電気料金や物流費のさらなる増加が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続くものと思われます。またSDGsに代表されるサステナビリティに関する取り組み推進により、社会の多様な変化への対応が求められています。当社がステークホルダーの皆様にとって必要な存在であり続けるために、当社の経営理念である「人命の根源たる食品の流通を通して社会に奉仕する」に基づき、社会価値・環境価値の創造を通じた事業の継続性と経済価値を創出することで、これからの時代の要請に応えてまいります。

代表取締役社長 社長執行役員

柏木 康全