浜このみオリジナル 旬のととレシピ&とと百科

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秋鮭とアボカドのキッシュ

一人分ずつお手軽に

秋鮭とアボカドのキッシュ

  • 10
  • October
    2019

秋を感じる食材はたくさんありますが、秋鮭もその一つ。

美しいオレンジ色が鮮やかです。

ムニエルや蒸し焼き、鍋の食材などにも使われますが、今回はキッシュの具材として使います。

ミニキッシュの中身にオレンジの秋鮭、グリーンのアボカド。彩もいいですね。

簡単に作れますので、ぜひお試しください。

秋鮭とアボカドのキッシュのレシピはこちら

お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!

とと百科ととクイズ

サケが再び自分の生まれた川に戻ってこられるのはなぜでしょうか?

  •  ①海流にのって移動するため
     ②太陽コンパスや偏光を利用して移動するため
     ③子供の頃にいた川の匂いを覚えているため

サケは世界中で食べられていますが、日本での消費量は世界の漁獲量の多くを占めるといわれているほどサケ好きの日本人。なかでも日本人が最も多く食べているサケが「シロザケ(白鮭)」です。シロザケは漁獲時期や成熟度によって呼び名が変わりますが、秋に産卵のために再び生まれた川へと戻ってきたものを「秋鮭(秋味)」と呼びます。

サケは日本の川で生まれたのち海へと下り、アメリカやロシア近くの海まで行って大きくなり、3~4年後の産卵期の秋に卵を産むために再び自分の生まれた川に戻ってきて一生を終えます。これを母川回帰(ぼせんかいき)といいますが、なぜ遠い北の海から自分が生まれた川に戻ってこられるのかについては、海流にのって移動する、太陽コンパスを利用する、川の匂いを覚えている、適水温と餌を求めて移動するなど諸説あるものの、決定的な定説は無く、そのメカニズムには未だ多くの謎が残されています。ということで今回のととクイズにはまだ正解がありません。

サケは栄養バランスのすぐれた魚です。タンパク質はもちろん、脂質の中には生活習慣病に予防効果のあるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれています。また、万病のもとといわれる活性酸素を消去する働きがあるサーモンピンクの色素「アスタキサンチン」や体調を整える各種ビタミン、ミネラルなども豊富に含まれています。体によくて美味しい天然の秋鮭を、ぜひたくさんお召し上がりください。

秋鮭とアボカドのキッシュのレシピはこちら

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