お魚をおいしく食べるコツ Konomi Hama's Fish recipes

File 040お弁当のおかずで魚介を使う時のコツ

  • 弁当生活、始めませんか

    「弁当男子」なる言葉も登場し、性別を問わず、手作り弁当持参で仕事に出かける人が増えています。不況を背景にしているとはいえ、さまざまな食品に目を向けるきっかけとなり、「食」のアンテナを高くするよいチャンスですね。
    栄養バランスが偏りがちな外食に比べ、自分や家族のコンディションに合わせて中身や量を調整しやすいのが手作り弁当の大きなメリット。脂肪分、塩分の調整も自分でできるため、健康管理の面からもおすすめです。
    ブームの時は、有用な情報も豊富で入手しやすいもの。この機会に“弁当生活”にシフトしてみませんか。

  • 魚介を使ってお弁当上手に!

    簡単、シンプル、短時間でできるおかず…となると、つい肉やハム・ソーセージに頼りがちな弁当のおかず。でも魚介を材料に、ささっとできるおかずをマスターしておくと、栄養面のバランスがよりよくなり、ヘルシーさもアップ!プロっぽいお弁当に近づくので、周りからの評価もアップしそうです。
    旬の魚介の焼き物、揚げ物、煮物、佃煮などをさりげなく並べ、お弁当上手をめざしましょう。お弁当用の魚料理は一口サイズに切って作ると、詰めやすく、フタを開けたときの見栄えもよくなります。

  • 水っぽくならない工夫

    お弁当作りでは、時間が経ってもおかずから水が出ないように工夫することが大事です。魚介類は、素材そのものが水分を多く含んでいるので、焼いたり揚げたりする前にペーパータオルなどで水分をよくを拭き取るようにしましょう。
    煮魚など汁物の料理は、煮汁を十分に煮詰めてから詰めるか、弁当箱に詰める前にペーパータオルに汁を吸わせてからにするといいでしょう。お弁当用のアルミトレーなど、便利な小物を使うのもおすすめです。
    ゆでずに蒸すのも、水っぽくならない方法のひとつです。野菜やきのこと一緒に蒸して手際よく、バランスよく。

  • オーブントースターで簡単焼き物

    一口サイズにした材料を酒・しょうゆ・みりんなどを合わせた少し濃い目の漬け汁に10分ほど浸し、オーブントースターのトレーにアルミホイルを敷いて加熱する簡単焼き物は、低カロリー、低脂肪で、しかも簡単。刷毛で漬け汁をぬりながら焼くと、味もしっかりついておいしくなります。白身魚、エビ、ホタテなど、さまざまな材料に活用できます。

  • ホイル蒸しはホイルごと

    サケ、タラ、エビなどを一口サイズのホイル蒸しにし、ホイルに包んだまま弁当箱へ。しいたけ、エノキダケ、刻んだタマネギやニンジンを一緒に包めば栄養も彩りもグッドですね。
    フライパンに水を入れ、ホイル包みを置いてフタをして火にかけるだけ。7分ほどでできあがります。詰める前に素材に火が通ったことを確かめるのをお忘れなく。

  • 揚げ物はオーブントースターで加熱して

    前日の残り物や市販の揚げ物を詰める際は、一口大に切り分けてからオーブントースターで5分ほど加熱しましょう。火を通すので食中毒の心配がなくなるうえ、余分な油が落ちますから、ぐんとヘルシーに。カラリと仕上がるので、食感もアップします。

  • 加工品を活用

    かまぼこ、ちくわ、さつま揚げ、たらこなど、魚介の加工品を生かして、お弁当を彩りよく、体裁よく。アスパラガス、インゲン、ブロッコリーなど緑の濃い野菜と組み合わせて料理すると、彩りがさらにアップ。切り口を見せて並べるのも、おいしそうに仕上げるコツのひとつです。

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