1976年、マルイチ産商の前身である株式会社長野中央市場に入社。
当時はオイルショックで日本の高度成長期が終わったと言われた激動の時代だった。
入社後は長年にわたりマルイチのコア事業である水産事業を担当して、
長野支社長、水産事業部長を経て2013年に代表取締役社長に就任。
社長になった今も積極的に社員とのコミュニケーションをはかり、現場の声に耳を傾けている。

流通は環境適応型の事業です。市場の変化や消費者のトレンドに敏感に対応していかなければ生き残れません。私が入社した頃のマルイチは、売上高約350億円の中堅卸会社でした。上場時の売上高は1720億円に達し、1988年には名古屋証券取引所市場第2部への上場も果たしています。当社が厳しい競争のなかで成長することができたのは、変化の一歩先を読みながら、卸売業の枠組みにとどまることなく、常に挑戦を続けてきたからです。
従来の卸売業は、メーカーから商品を仕入れて、右から左へモノを流しているだけで利益を得ることができました。しかし、今や大手量販店が自ら商品を産地から調達して自社のセンターで配送するなど、流通システムそのものが変化の波にさらされています。そうした状況のなかで、当社は価格の変動が激しい水産・畜産品で培ったノウハウを活かして川上(生産者)と川下(消費者)の双方に対して関係性を深め、事業領域を拡大してきました。それは、生産者と連携して品質の高い食材・原料を作り、メーカーと協力して商品を開発し、独自のマーケティングで小売店の売場作りをサポートする「メーカー型卸」という新しい業態です。

6年ほど前から構想していたこのビジネスモデルは、すでにさまざまな成果を産み、業績に貢献しています。原材料の調達から商品化まで、全て当社のオリジナルで作った量販店向けの洋生菓子ブランド「スイーツ・ストーリー」は、初年度に約10億円の売上を達成しました。今後は、こうした自社オリジナル商品の比率を上げていきたいと考えています。いま、大手の総合スーパーが苦戦しているのは、消費者の購入先がネットにシフトしていることも要因の一つです。当社もB to B(企業間取引)からB to C(消費者向け取引)を見据えて、ITインフラの構築を目指しています。「比べて、競って、追い越せ」という創業時の志の通り、挑戦なくしては、成長もないからです。

マルイチが成長していくために私たちが求めるのは、自分で考えて行動を起こせる人材です。具体的に言うと以下3つの資質を念頭に置いて行動して欲しいと伝えています。まず心に情熱と熱い思いを持つこと、そしてお客様さまのためにフットワークよく行動すること。最後に知恵を働かせて計画を立てる戦略もとても重要な要素なのです。この3つを備えた人なら、マルイチで働くことにやりがいと喜びを感じて、ともに成長していけるでしょう。
これからの卸は、かつてのように勘や経験に頼るばかりでは競争に勝てません。問題を解決する際には、「調査7割、分析2割、行動1割」のバランスが大切になります。やみくもに行動を起こす前に、原因について「なぜ」を5回繰り返してみる。そうすれば問題の本質が見えてきます。当社はこうした考え方を企業文化として定着させるために、日々の業務をカイゼンするQC(クオリティ・コントロール)サークルを実践しています。もともと風通しがいい社風のため、QCサークル活動を推進したことにより大きな成果を挙げることができました。日常業務だけでなく、商品や事業戦略に関する提案も活発です。
当社では年齢や職歴に関係なく、誰にでもやりたいことに挑戦できるチャンスがあります。熱い情熱と強い思い、そして周囲の人々に納得してもらえるだけの裏付けがあれば、そのアイデアを実現するためのプロジェクトを組み、会社全体でサポートします。近い将来、若手社員が社内ベンチャーを立ち上げて新しい事業が始まる日が来るかもしれませんね。食に関わる全ての領域がステージなのです。
マルイチは長野から日本へ、そして世界を目指していきます。その未来を担う、夢と野心あふれる人と出会えることを楽しみにしています。
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