強い意志を持って就活に臨んでください。ただ受け身で流されていては、後できっと後悔することになります。仕事においても同じですが、自分のやりたいことに向かって精一杯努力すれば、たとえ失敗したとしても必ず何かしら得るものがあります。

3年ほど前から畜産デリカ商品本部のレッドミートチームで輸入肉を担当しています。私が扱う主な商品は、牛肉、羊肉、馬肉です。肉のマーケットは世界規模ですし、オーストラリアやアメリカといった畜産大国の生産量は、日本と比べてケタ違いに大きい。国際的な需給のバランスや為替の動向など、さまざまな要因で取引価格が変動するため、買い時を見極めて判断するのが、この仕事の難しさであり、面白さでもあります。今年のように円相場が10数円も下がると、当然価格にも大きく影響しますから、取引には慎重になります。為替の動きを予想して、ギャンブルをするような運まかせのビジネスはできません。国産の牛肉は輸入物より高くて、サーロインで比べると4倍以上の価格差があります。そのため、今後も輸入肉の流通は増えていくでしょう。スーパーなどの小売店だけでなく、外食産業のお客さまからのニーズも多くなっているので、マルイチとしても、輸入肉に力を入れていかなければなりません。そこにビジネスチャンスが広がっています。

りんご和牛信州牛をはじめとする付加価値の高い畜産品の供給で評価を得ているマルイチですが、輸入肉においても独自の武器をもっています。それは、きめ細かな営業力と調達力です。消費の多様化が進むのと同じように、チェーンストアの仕入れを担当するバイヤーさんたちのニーズも細分化しています。売場のここにこういう商品を置きたいけど、マルイチさんにありますか?というニーズに対して、小回りのきく機動力と柔軟性を備えた営業体制でお応えできることが、マルイチの強みといえるでしょう。商社的な機能も備え、お客さまが欲しいものをピンポイントで供給し、そこから少しずつ取引を広げていく手法で、シェアの拡大に成功しています。いま、事業の拡大に向けて新規開拓に取り組む営業チームを、輸入肉の調達を通じてサポートしていくのが、私にとっての大きなミッションです。

海外から肉を調達して、そのまま販売するだけが仕事ではありません。売るための工夫が必要なときもあります。以前、ある商社から高品質のオーストラリア産サーロインの販売を持ちかけられたことがありました。確かにオーストラリアでは名の知られたブランドで、肉質はとても良い。小売店にとっても魅力的な商品なのですが、そのままの規格では価格が高すぎるのが難点でした。そこで、1本6キロの商品を半分に切って、スーパーに提案したのです。特売の目玉として売り出すのに最適な商材になり、首都圏で100店規模のチェーンストアを運営するお客さまに納品することができました。東海エリアなどのお客さまからも引き合いが相次ぎ、このサーロインは輸入牛肉として最大のヒット商品になったのです。話を聞けば簡単なことですが、誰もやらなかった小さな工夫が、大きなビジネスに繋がってゆく。自分で考えたことを、自由にやらせてもらえるマルイチの風土だから、チャンスに巡り会う機会も多いと思います。これから、もっと取引を増やして、畜産を水産と並ぶ大きな事業に育てていくことが私の夢です。

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