就活に際しては、できるだけたくさん悩んでほしい。私もずいぶん悩みました。納得のいくまで悩んで、悔いのない結論を出して欲しいと思います。どこかで妥協して安易に就職先を決めることは、必ず後悔に繋がるからです。

大学で青果物の流通について学んでいたことから、もともと卸という業態に興味を持っており、就活でも食品卸中心に回っていました。マルイチに魅力を感じたのは、長野県の会社なのに鮮魚に強みを持っていたからです。いま、私が担当しているのは日配品と呼ばれるカテゴリーで、乳製品、豆腐、納豆、練物、生麺から生菓子など、基本的に冷蔵を必要とする加工食品です。それらの商品を群馬、栃木、茨城のチェーンストアのお客さまへ営業しています。日持ちしないという点では青果や鮮魚と似ていますが、商品は食品メーカーから仕入れるため、マルイチが得意とする生鮮の調達力は発揮できません。お客さまにとっては、どこの問屋からでも、全く同じ規格の商品を買うことができるからです。そのため、価格の安さだけを競うのではなく、いかに新しい集客力のある企画を提案できるかが、競合他社との差別化をはかるポイントになります。付加価値の高い企画を考えるのは、決して楽な作業ではありません。でも、それがこの仕事の面白さであり、やりがいだと感じています。

大手の食品卸は、効率を追求しなければならないため、地方の小規模メーカーが作る商品の扱いは消極的です。でも、そこをきめ細かく対応して、お客さまの求める商材を揃えられるのがマルイチの強みです。地域の特性や売場に足を運ぶ消費者の嗜好に合わせて、幅広い商材の中から選び、提案することができます。普通の会社であれば入社して2~3年は先輩社員のアシスタント的な仕事に就きますが、マルイチではすぐに一人前の営業として仕事を任されます。私も最初のうちは、お客さまに依頼されたことを何とかこなしているだけでしたが、少しずつ慣れてくると自分から積極的に提案できるようになりました。その点は、短期間でずいぶん成長できたなと実感しています。独自の提案をするためには、情報収集が欠かせません。もともと食べることが大好きで、あちこち旅行するのも趣味なので、行く先々で何か面白そうなものを見つけたら、買って食べるようにしています。自分が「好きなこと」を仕事にできているので、忙しい日々も楽しく過ごしています。

いま考えているのは、和菓子のカテゴリーを強化すること。西日本では、節分に「鬼まんじゅう」というお菓子を食べますが、関東以北にはそうした習慣がありません。そこで大阪の和菓子メーカーさんに話をもちかけて、鬼という字を焼き印で押したまんじゅうを売り込む企画を立てました。実際に神社で厄払いの祈祷をしてもらい、節分に食べる新たな縁起物として売場に並べるのです。こうした新しい仕掛けで、需要を喚起していくことが企画を立てる醍醐味といえるでしょう。私がお客さまへの提案を通じて目指しているのは、いま市場にないものをゼロから創り出すことです。そのためには、オリジナルの商品を開発する力が必要ですし、まだ全国に知られていないメーカーを見つけて新規の仕入先として開拓しなければなりません。取引先のお客さま、その先で商品を手にする消費者の方に満足していただけるように、新しい企画を提案し続けます。

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