まず食品・流通業界のこと、仕事のことを自分なりに勉強することが大切です。できるだけ数多くの会社を見て回って、マルイチの良いところを理解したうえで志望してほしい。今、業界もマルイチも大きく変わろうとしています。みなさんが入社する時期は、一番面白い時期だと思います。新しいことにチャレンジしたい人は、ぜひこのチャンスを活かしてください。

2014年に新設された貝類チームで生鮮から冷凍、加工食品まで、さまざまな商品を扱っています。大手ナショナルチェーン(全国規模の量販店)への販売をメインに、商品開発や産地の開拓に取り組んでいます。マルイチはもともと水産卸がルーツなので鮮魚には強みをもっていますが、貝には独特の難しさがあります。アサリやハマグリなど、生の貝は生きていないと価値がありません。スーパーに行けば、当り前のように活貝が並んでいますが、産地から売場まで生きたまま運ぶのは大変です。規格品と違って生きものなので、どれだけ品質管理を徹底しても100%確実とはいえない。これでは売り物にならないと、お客さまからクレームをいただいたこともあります。でも、難しい仕事だからこそ、やりがいも大きい。活貝だけでなく、加工品や業務用の商材の開発にも挑戦していますが、まだ満足できるだけの結果を出せていません。失敗も多々あります。それでも、新しいことをやり続けないと成長できない。だから、常に前向きな気持ちで新しいテーマに取り組んでいます。

日々挑戦を繰り返すなかで、今までとは違う取り組みで成功した例が三陸・綾里産のホヤです。東日本大震災の前まで、綾里産のホヤはほとんどが韓国に輸出されていました。被災によって一時出荷が中断しましたが、生産者の方々の努力で被害から復興。やっと出荷できるようになったのに、韓国が東北から水産物の輸入を禁止したため、販売先がなくて困っていたのです。そこでマルイチは綾里漁協から全てのホヤをフルアソートで買い付け、今まで取引のなかった加工業者や飲食店など、新たな販売先を開拓して売り切りました。もともと当社では、ホヤの扱いはありましたが、関東や西日本ではあまり馴染みがなく、注目される食材ではなかったのです。本当に売れるんだろうか?という不安もありました。でも、人のやらないものにこそビジネスチャンスがある。何よりも生産者の方々に感謝され、Win- Winの関係を築けたことは大きな収穫です。今後もこうした挑戦を通じて、産地との繋がりを強め、信頼を深めていきたいと考えています。

営業の仕事で一番楽しいのは、ゼロを1にすること。既に50あるものを積み上げて80にすることも大切です。でも、全く何もないところから、新しい仕事を創造して利益に貢献できたら、最高にうれしい。これから挑戦したいと考えているゼロは、アサリの養殖です。過去30年間でアサリの漁獲量は5分の1に激減しました。アサリの養殖は全国各地で数年前から研究されていますが、アサリの安定供給を実現できれば、大きなビジネスに繋がります。ゼロが100になるかもしれない。いまは何もないゼロの中にこそ、大きな可能性があるのです。 マルイチは「メーカー型卸」を目指して、事業の内容や仕事のスタイルが少しずつ変わっています。卸売業というより、商社的な感覚で産地と商品を結び、ビジネスにすることが増えてきました。私が手がけているような商品開発や産地の開拓も、その一環といえるでしょう。社内に吹き始めた新しい風を、もっと強くして、熱帯低気圧のように人やモノを巻き込みながら、大きく育てていくのが自分たちに課せられた役割だと考えています。 今後はマルイチを取り巻く事業環境も変わります。たとえば、築地市場の移転は大きなチャンスになるでしょう。これから入社してくる人は、激動の時代を体験しながら、新たなゼロに挑戦する面白い仕事ができるはずです。

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