◆新巻ザケ
古くは塩蔵加工したサケを保存するのに、ワラに巻いたりワラ紐で結んだりしたことから「ワラ巻」と呼ばれていたのが転じて「新巻ザケ」になったといわれています。
サケの内臓を取り去り、塩水で洗ってから粗塩をすり込み、一週間ほどしてから水で塩を抜いて、軒先などにつるして乾燥させるのが、伝統の作り方。
そのためほどよい甘塩に発酵のうま味がプラスされ、深い味わいをそなえます。
「年取り魚」がサケかブリかの境は信州あたりにあるといわれ、中でも松本地域ではブリ、サケ両方の食文化が混在しているようです。 |
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◆塩ブリ
ブリの内臓を取り去り、背中に切り込みを入れ、塩水で洗ってから腹と切り込みに塩をすり込んで、むしろをかけて熟成させるのが伝統の作り方。
加賀の前田利家公が京在住の折、氷見の塩ブリを送るよう命じたといわれ、その当時から「氷見の寒ブリ」が有名だったことがうかがえます。
富山と飛騨を結ぶ道(現在の国道41号線)に「ブリ街道」の異称がつき、また飛騨を経て北アルプスを越えて信州に入る塩ブリは「飛騨ブリ」と呼ばれ、信州松本地域の人々の暮れの食卓をにぎわしました。 |
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