◆魚介類の陰陽とは?
作物は一般的に、暖かい地域でよく育つもの、背が高く成長するもの、色合いの青いもの・白いものが「陰」、寒い地域でよく育つもの、背が低かったり土の中で成長するもの、色合いの赤いもの・黒いものが「陽」と考えられます。
たとえば、ナスは陰性の野菜の代表、ニンジンは陽性の野菜の代表といった具合に、割とわかりやすいのですが、魚介類はどのように分類されるのでしょうか。
実は、魚介類はほとんどが陽性と考えられています。特に鯛、マグロ、鮭、かつお、アジ、イワシなど栄養価の高い魚は陽性の度合いが高いと考えられています。また同じ陽性でも、度合いが低いのはイカ、タコ、カキ、川魚、貝類など。そして海草類は陰陽のバランスが取れた中庸(※ちゅうよう)に分類されています。
※かたよらないでほどよいこと |
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◆組み合わせてヘルシー献立
陽のものばかり食べていると、身体は温まりますが、緊張も高まり、血液やリンパの流れが妨げられがち。精神的にも高ぶった状態が続く結果となります。
一方陰のものばかり食べていると、血液はサラサラ、便秘も解消に向かいそうですが、濃度は薄く、決して健康的な状態とはいえなくなります。また身体が冷え、活力が湧かないという弊害も。
陰と陽を組み合わせるのがヘルシーな献立の極意といえそうです。魚介の料理の場合は、陽性の高い魚と陰性の野菜を組み合わせたり、料理方法で中和したりしながら、バランスを整えるのがおすすめ。中医学に基づく薬膳料理でも、魚介類を使う献立は決して少なくありません。
陰陽のバランスがよい魚介料理の献立
●はまぐり・あさりのショウガ蒸し
耐熱皿に砂出ししたはまぐり・あさり(陽)の身を並べ、千切りのショウガ(陰)を散らして醤油ベースで薄味にしたダシ汁をかけ、レンジでチン。汁を多めにしてスープとしていただくのもおすすめです。
●白身魚のトマトソース
トマトは赤い野菜ですが陽ではなく陰の性質を持っています。白身魚(陽)と組み合わせることでバランスがよくなります。白身魚(切り身)の水気を拭き取り、トマト水煮缶で煮込んで塩・コショウするだけでおいしくできます。
●マグロ(かつお)のづけ丼たっぷり薬味和え
今月の簡単レシピで紹介している「づけかつおのミョウガあえ」の要領で、マグロまたはかつお(陽)のづけに、ミョウガ、大葉、わさび(いずれも陰)など薬味をたっぷりあえて丼ものに。 |
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