◆どんこ鍋(主に三陸地方)
東北、三陸地方で「どんこ」と呼ばれている「エゾイソアイナメ」という魚を使う鍋です。身もワタもぶつ切りにして、軽く塩をふり、大根、ネギ、ゴボウ、にんじん、白菜などの野菜とともに味噌仕立てのダシ汁で煮立てて味わいます。
どんこは、三陸ではポピュラーな魚で、タラに似たややトロっとした食感を持つ白身の魚。冬に脂がのっておいしくなり、ご当地では11月下旬、恵比須講の祝い料理として「どんこ汁」や「どんこ鍋」をお供えしたり、食膳に出すことが多いそうです。店頭で見かけたら、ぜひどんこ鍋を試してみたいですね。
タラを使って同様に仕立てる鍋は「どんがら鍋」と呼ばれます。 |
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◆ねぎま鍋(東京地方)
江戸っ子が好んで食べたと言われるのが「ねぎま鍋」。焼き鳥のねぎまではなく、「ネギ」と「マグロ」を主役にした鍋のことです。
かつおと昆布でとったダシ汁を醤油建てに仕立てにし、ぶつ切りにした長ネギと、厚さ1センチ程度に切り分けたマグロを煮て食べます。シイタケや春菊など好みの野菜を入れてもいいでしょう。
マグロが大衆魚だった昔は、ねぎま鍋に使うのはトロや中トロと決まっていたようです。高価なトロ、中トロに火を通すのは忍びない気もしますが、ネギの風味が効いて、生とはひと味違うおいしさを楽しめます。もちろん、安価に手に入るマグロでもOK。気軽におためしください。 |
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