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●お正月の残りを活用

おせちに使った残りや、暮れのいただき物の塩漬け数の子、冷蔵庫の片隅に眠っていませんか。長期保存が可能な塩蔵品といえども、日が経つほど味も品質も落ちていきます。簡単にできておいしい酒肴をつくって、上手に使い切ってしまいましょう。

●今月の素材・数の子の話

◇ニシンの卵を干したり塩蔵したりしたものを「数の子」と呼び、黄金色の美しさと高級食材であることから「黄色いダイヤ」の異称もあります。

◇古くはニシンをアイヌ語の「カド」から「カドイワシ」と呼んでいたため、その子の「カドの子」がなまって、いつしか「数の子」と呼ばれるようになったといわれています。

◇黄金色で粒が多く繁栄を連想させることから、縁起ものとして正月料理やおめでたい席のもてなし料理に使われることが多い食材です。

◇塩蔵品は塩出しして使います。塩出しの方法は、今月の「魚をおいしく食べるコツ」コーナーで紹介しています。食通で知られた北大路魯山人は、数の子に塩意外の味付けをすることを嫌ったようですが、たくさん手に入ったときは、いろいろためしてみるのも一興でしょう。




   
塩蔵の数の子  6〜8本(150〜200g程度)
A 白醤油風味用  
  刺身用イカの胴部分
   (またはイカそうめん)
80g程度
  切り昆布(生食用)  30g程度
  日本酒 小さじ1
  白醤油 小さじ2
B マヨネーズ風味用  
  ゆでタコ足  80g程度
  水菜  1/3束
  マヨネーズ 大さじ1



(1) 数の子は塩出し、皮をむいて1.5cm〜2cm程度に切り分けます。(塩出しの
方法は今月の「魚をおいしく食べるコツ」コーナーを参照)

《白醤油風味》
(2) 切り昆布は水洗いして、長さ3cmくらいに切って、水をよく切っておきます。
(3) ボウルに日本酒と白醤油を入れ、(2)の昆布を入れておき、その間にほかの素材を準備します。
(4) 生イカは幅5mm程度のイカそうめん状態に切り分け、ペーパータオルの上に置いて水を切っておきます。
(5) (3)のボウルに数の子の半量と(4)のイカを加え、軽く混ぜて、しばらく漬けておきます。

《マヨネーズ風味》
(6) ゆでタコ足は2cm程度に切り、太いものならさらに半分に切って、ペーパータオルの上に置いて水を切っておきます。
(7) 水菜は洗って水を切り、長さ2〜3センチに切ります。
(8) (3)とは別のボウルに残りの数の子、(6)のタコ、(7)の水菜を入れ、マヨネーズを加えて混ぜ、水菜がしんなりするまで約10分ほど、そのままおきます。

(9) (7)・(8)をそれぞれ器に盛りつけます。



ゆずの千切りを加えたり、七味唐辛子を加えたり、好みの風味を添えてお楽しみください。白醤油風味は2〜3日漬け込んで味をしみ込ませると、また違う風味を楽しめます。

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