●お正月の残りを活用
おせちに使った残りや、暮れのいただき物の塩漬け数の子、冷蔵庫の片隅に眠っていませんか。長期保存が可能な塩蔵品といえども、日が経つほど味も品質も落ちていきます。簡単にできておいしい酒肴をつくって、上手に使い切ってしまいましょう。
●今月の素材・数の子の話
◇ニシンの卵を干したり塩蔵したりしたものを「数の子」と呼び、黄金色の美しさと高級食材であることから「黄色いダイヤ」の異称もあります。
◇古くはニシンをアイヌ語の「カド」から「カドイワシ」と呼んでいたため、その子の「カドの子」がなまって、いつしか「数の子」と呼ばれるようになったといわれています。
◇黄金色で粒が多く繁栄を連想させることから、縁起ものとして正月料理やおめでたい席のもてなし料理に使われることが多い食材です。
◇塩蔵品は塩出しして使います。塩出しの方法は、今月の「魚をおいしく食べるコツ」コーナーで紹介しています。食通で知られた北大路魯山人は、数の子に塩意外の味付けをすることを嫌ったようですが、たくさん手に入ったときは、いろいろためしてみるのも一興でしょう。
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