●お弁当にもおすすめの手早な一品
手間も味付けも簡単な切り身魚のソテーは、見た目も味わいも期待以上に食卓を充実させてくれます。しょうゆ、酒、みりんの簡単な味付けに、オイスターソースが加わるだけで風味がぐ〜んと深まり、照りが出て、食欲をそそる仕上がりになるので、ぜひお試しを。緑鮮やかなししとうとの組み合わせが絶妙。サイズを工夫すれば、お弁当にもおすすめです。
●今月の素材・シイラの話
◇世界の温帯・熱帯地域の海に生息する、体長2mにもなる大型の白身魚。ハワイのレストランで人気という「マヒマヒ」は、このシイラのことをいいます。
◇日本では山陰や九州の近海が主な漁場で、6〜11月が主な漁期。水温が上がる夏場には北海道で水揚げされることもあります。昨今は富山、石川近海で揚がったシイラも各地の店頭で見かけるようになりました。とはいえ、山陰、四国、九州のほかでは、あまりなじみのない魚です。真冬になると中部、関東以北では店頭に並ぶことがほとんどなくなるので、見かけたら今のうちにぜひ味わってみてはいかが。
◇水分が多く脂分が少ないので、衣をつけた揚げ物やソテー、ムニエルなど油を使う料理に向き、こってり系の献立でも、さっぱりとした後味になります。
◇魚体が大きく皮が固いので、家庭での料理は大変。店頭ではたいてい切り身で並んでいます。身に透明感があり、淡いピンク色がきれいなものが新鮮。時間が経つと全体に茶色ぽくなってきます。
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