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春を満喫するヘルシーな一品

●魚と野菜の美味な組み合わせ

春に比較的リーズナブルな価格で店頭に並ぶことの多い鯛と、新鮮なグリーンアスパラガスを組み合わせ、彩りも美しく。先に鯛を炒めておくと、型くずれを防ぐ上でも効果的です。

●今月の素材・鯛の話

◇今年1月のこのコーナーでも紹介した鯛。端正な姿と上品な味わいが日本人に愛され、昔からおめでたい席に欠かせない「祝い魚」の代表格です。「腐っても鯛」をはじめ鯛が登場することわざは非常に多く、「エビで鯛を釣る」のように、高級魚の象徴としても、しばしば引き合いに出されます。

◇一般に「鯛」と呼ばれるのは「真鯛(マダイ)」。西日本の太平洋側、特に和歌山と淡路島の間の紀淡海峡や九州と四国の間の豊後水道の周辺が主な漁場で、天然物は高級品。中でも「明石の鯛」は有名です。

◇昨今、店頭で見かける鯛のほとんどは養殖物。昨今は養殖技術が進み、天然の鯛と比べて、味も見映えも遜色ないといわれます。機会があったら食べ比べを楽しんでみるのもいいでしょう。

◇春、産卵を前にした鯛が最もおいしいとされ、サクラの花が咲く季節とほぼ一致することから、この時期の真鯛は「桜鯛」「花見鯛」と呼ばれます。




   
真鯛(切り身) 3〜4切れ
グリーンアスパラガス 1束
少々
こしょう 少々
小麦粉 適宜(切り身全体にうっすらまぶす程度)
中華だし(または鶏ガラスープ)の素  小さじ1
しょうゆ 小さじ1
水溶き片栗粉 適宜
ごま油 大さじ2



(1) 鯛は1切れを2〜3に切り分け、取り除ける骨は取って、軽く塩・こしょうをふり、5〜6分おきます。
(2) アスパラガスは4センチくらいの長さに切っておきます。根本の硬い部分は皮をむきます。
(3) (1)の全体に小麦粉を薄くまぶします。
(4) 深めのフライパンにゴマ油を入れ、十分に熱して(2)を入れ、揚げるような感覚で全体に火を通します。身の色が変わり、表面がカリッとした感じになったらフライパンから出し、ペーパータオルか天ぷら敷紙の上に置いて油を切ります。フライパンに残った油はぺーパータオルで軽く吸い取っておきます。
(5) 中華だし(または鶏ガラスープ)の素をカップ1の湯で溶き、しょうゆ、塩を加えて味を調えます。
(6) フライパンを再度熱し、(2)を入れてざっと炒め、(5)を加えます。
(7) 煮立ったら水溶き片栗粉を足してとろみをつけます。
(8) (4)を足して、全体をからめるようにいためてできあがり。からめる時に鯛の身が崩れないように気をつけて。



すずき、たらなど他の白身魚でもおいしくできます。グリーンアスパラガスの代わりにに、いんげん、きぬさや、スナップエンドウなど、手に入りやすい野菜を使ってもOK。魚も野菜も火を通しすぎるとうま味が逃げるので、手早く作るのがおいしさの秘訣です。

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