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月の名前に「R」がつく季節がカキの食べ頃といわれます。「Rがつく」というのは、「November」「December」のように、英語の綴りが「R」で終わる冬の月のこと。日本でも「花見過ぎには食べない」と言われ、冬が旬とされています。一般的に冬に身が肥えておいしくなるといわれるのですが、これは私たちが普段、店頭で購入するマガキのこと。夏に出荷される北海道産のカキはこの限りではありません。
カキは日本全域の近海や韓国などで獲れますが、中でも伊勢湾、広島、三陸が有名な産地です。私たちが店頭で目にするパック詰めや袋詰めのカキは100%養殖もの。また産地直送の殻付きのものも、多くは養殖もの。厳しい管理のもとに生産、出荷されているため、安心して食べることができます。時折見かける天然ものは、形も大きさも不揃いですが、機会があったら、ぜひ食してみたい美味な食材です。
カキは「海のミルク」と呼ばれるほど栄養豊富。カロリー、タンパク質、脂質、糖質、ミネラルなど、主要な栄養素をバランスよく含んでいるため、牛乳に匹敵する栄養価があるとのことで、このような呼び方をされるのです。
中でも生活習慣病の予防に効果があるとされるタウリンや、味覚障害を改善する亜鉛を豊富に含み、健康維持や食事療法に欠かせない食材です。



カキ 市販の1パック(1人5〜6個程度)
ニラ 1束
長ネギ 1本
エノキダケ 1束
豆腐 1丁
ダシ汁(ダシに昆布を使う場合は、昆布も具として使います) 鍋に半分程度
味噌 適量
魚醤(いしる、しょっつるなど) 好みで少々
みりん 適量
餅またはうどん 適量



(1) カキはザルに入れ、薄い塩水を入れたボウルでふり洗いし、水気を切っておきます。
(2) ニラ、長ネギ、エノキダケは食べやすいサイズに切っておきます。
(3) 鍋にだし汁を煮立て、味噌を溶き、みりんを加えます。
(4) 一口程度のサイズに切り分けた豆腐を入れて、一煮立ちしたら(1)(2)を加えます。
(5) 魚醤を振りかけるように加え、さらに煮ます。ニラがしんなりすれば、もう食べ頃です。
(6) 具を食べ尽くす頃、焼いた餅またはゆでうどんを入れて、やわらかく煮込んで召し上がれ。



鍋料理は、人数や好みに合わせて具材の量を大ざっぱに調整できる点が便利。春菊、シイタケなど、好みの野菜、練り物などを加えてもいいでしょう。
ただし風味が強い野菜や、他の魚介、肉類を足すと、カキ、ニラ、味噌を組み合わせた絶妙の風味が弱まってしまうので、ほどほどに。
魚醤は香りが強く、好き嫌いがありますが、少量たらすだけで味わいがぐんと深まるので、他の鍋料理にもおすすめです。

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