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湾や河川の泥質地帯にすみ、北海道から本州南の太平洋岸、朝鮮、中国に広く分布しています。昨今は天然ものは少なくなり、出回っているのはほとんど養殖ものです。日本では鹿児島、愛知が代表的な養殖地。近年は台湾、中国で、日本の養殖技術と品質管理技術に沿った養殖が盛んに行なわれています。
ビタミンAを豊富に含み、脂肪分が高いことから、夏のスタミナ源として「土用丑の日」の伝統とともに、日本の食卓に定着しています。
ウナギをさばいて調理するには技術が要るので、家庭で食べる場合は蒲焼として調理済みのものを買ってきてあたため直したり、味をつけ直したりするのが一般的です。ちなみに蒲焼は蒸したり焼いたりすることにより、ウナギの余分な脂肪分を落とし、濃厚なタレの風味もあわせて味わう日本独特の調理法。肝焼、肝吸いも日本らしい献立のひとつです。



今回は、いかに調理するかではなく、市販品に一手間かけておいしくする方法をご案内します。
ウナギ蒲焼 1人分2串(タレ付きの市販品)
ご飯 1人分丼1杯



(1) 冷凍品や真空パックで売られているウナギ蒲焼は、鍋に煮立てた熱湯の中にパックごと入れて2分ほど(冷凍品は解凍時間をプラス)加熱します。
(2) 蒲焼きを袋や容器から出し、丼に乗る程度に切ります。
(3) 焼き網を十分に熱し、皮の方が先に火に当たるように置き、皮がパリッとしたらひっくり返して、また焼きます。このとき、身がくずれやすいので気をつけて。
(4) 添付のタレは必ず一度鍋に移し、酒やしょう油で好みの味にし直してあたためておきます。(3)を一度くぐらせてからまた焼くと、香ばしさがアップします。
(5) 丼にあたたかいご飯を盛り、焼き上がったウナギ蒲焼をのせて、タレをかけてできあがり。この一手間で、市販品もぐっと味わいが増します。



網焼きするとき、炭火を使って焼くことができれば、風味がさらに増すこと、うけあいです。好みで1cm幅程度に切った蒲焼をまぶしたご飯を使ったり、海苔をちらしたり、大葉を敷いたり、ご家庭ごとの演出を楽しむのもおすすめです。

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